「ポケモンGO」などの大ヒットで話題となったAR。
ゲーム以外にも様々な分野で活用され、ARアプリは日常生活を楽しく便利にしてくれます。
ここではスマホで手軽にAR体験ができる、おすすめのARアプリについてまとめました。
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ARとは?
ARとは「Augmented Reality」の略語で、日本語では拡張現実と言います。
現実世界にデジタルの力でテキストや音声、動画等の情報を追加する技術です。
スマホなどのARデバイスを通じて現実世界を見ることによって、実際には存在しないはずのものが画面の中の景色にあたかも実在するように表示させることができます。
ゲームアプリ「ポケモンGO」によって広く知られることになった技術ですが、ゲーム以外にも
・カメラ
・広告
・観光
・ショッピング
など幅広い用途で活用されているのが特徴です。
基本的にはスマホで楽しめる
ARは主にスマホで楽しむことができます。
近年ではメガネ型のAR専用デバイスなどの開発も進んでいますが、ARグラスはそこまで普及も進んでおらず、ARアプリの多くもスマホ向けで配信されています。
なので、現状ではスマホが最も主流で手軽なARデバイスとなっています。
ARが楽しめるおすすめアプリ10選!
数あるARアプリの中から、特におすすめのARアプリを10個厳選しました。
1.ポケモンGO
ジャンル:ゲーム
対応機器:iOS 12.0 以降 / Android 6.0 以上
価格:無料(App内課金有り)
配信:App Store / Google Play
世界的人気ゲーム「ポケットモンスター」を下敷きにした「ポケモンGO」は、AR技術を一般的にした立役者といえるゲームです。
現実世界の位置情報や時間とリンクして現れるポケモンたちを捕まえて、戦ったり育てたりと、スマホを通してポケモントレーナー気分を味わえます。
世界中で10億を超えるダウンロードを記録し、街中で老若男女がスマホをかざす光景が見られるなど本家「ポケモン」と同様に社会現象を巻き起こしました。
相棒ポケモンと親密な写真を撮ったり他のプレイヤーとそのポケモンと集合写真を撮れる機能が追加されるなど頻繁なアップデートにより、リリースから数年たった今でも根強い人気を誇ります。
2.ドラゴンクエストウォーク
ジャンル:ゲーム
対応機器:iOS 9.0 以降 / Android 4.4 以降
価格:無料(アプリ内課金あり)
配信:App Store / Google Play
「ドラゴンクエストウォーク(ドラクエウォーク)」は名作RPG「ドラゴンクエスト」の世界観を現実世界で楽しむことができるARゲームです。
ドラクエ世界と化した現実のマップで、仲間を増やしながら地元のランドマークや得られた手がかりをもとに様々な冒険に繰り出していきます。
遭遇した敵とはドラクエではおなじみののコマンド式のターン制で戦闘を行うことができるので、本当に自分がドラクエの世界に飛び込んだかのような感動を覚えるはずです。
倒したモンスターは「図鑑」に収めて写真撮影などに召喚することができ、SNSと連動した写真コンテストといった公式イベントも活発に行われています。
3.妖怪ウォッチワールド
ジャンル:ゲーム
対応機器:iOS9.0 以降 / Android5.0 以上
価格:無料
配信:App Store / Google Play
「妖怪ウォッチワールド」では大人気ゲーム・アニメ「妖怪ウォッチ」のように街中の至る所に隠れている妖怪を探し出して友達になっていきます。
出会った妖怪とは、ときにはバトルをして妖怪大辞典を埋めたり、最強の妖怪に育て上げることも可能です。
「ヒョーイ(憑依)システム」を使って自分の妖怪を他のプレイヤーに取り付かせることで、自分の生活圏外の妖怪とも出会うこともできます。
また、新たに追加された「妖怪探偵団」システムでは、自分や他のプレイヤーが結成した探偵団のメンバーとともに専用のクエストなどに挑戦することもできるようになりました。
4.ハリー・ポッター:魔法同盟
ジャンル:ゲーム
対応機器:iOS 10.0 以降 / Android 5.0 以上
価格:無料(アプリ内課金あり)
配信:App Store / Google play
世界的にヒットしたファンタジー映画「ハリー・ポッター」シリーズをテーマにしたARゲームが「ハリー・ポッター:魔法同盟」です。
「ポケモンGO」を制作したNiantic社が手掛けたことでも話題になりました。
魔法界で発生した大災厄により現実世界にも影響が及んだため、プレイヤーは魔法を使って災厄の原因究明と現実世界への被害拡大を防ぐために冒険の旅を繰り広げます。
位置情報をもとに「魔法の痕跡」を辿り、魔法界の道具や生物などの「ファウンダブル」を回収したり、仲間と協力して悪者と戦うといった遊び方が可能です。
5.ウォーキング・デッド:我らの世界
ジャンル:ゲーム
対応機器:iOS 11.0 以降 / Android 5.0 以上
価格:無料(アプリ内課金あり)
配信:App Store / Google play
「ウォーキング・デッド:我らの世界」は世界的人気ドラマ「ウォーキング・デッド」の世界観をARによって現実で体験できるゲームです。
現実の街のマップに「バトルイベント」や「物資補給イベント」が表示され、ARによってウォーカー(ゾンビ)の巣窟となった街の中でサバイバルをしていきます。
マップ上でウォーカーと遭遇するとドラマのキャラクターを仲間にしたFPSバトルが展開されます。
効率的にウォーカーを撃退するための武器や仲間の選別といった戦略的視点が必要です。
ドラマに登場する人気キャラクターを救出したり、大量発生したウォーカーを排除するといったシングルプレイミッションのほか、他のプレイヤーと協力してクリアを目指すグループミッションなど、多彩なミッションがプレイできます。
6.AR HAKKEYOI
ジャンル:スポーツ
対応機器:Android5.0 以降
価格:無料
配信:Google Play
「AR HAKKEYOI」ではARの楽しさを身近に感じるために制作されたアプリです。
日常に紛れ込んでいる「円」を土俵に見立てて、AR力士による取り組みを観戦できます。
アプリを起動させたスマホを、
マンホールの蓋
ビールジョッキの縁
などにかざすと画面に土俵と力士が登場。
AR力士の取り組みの模様はSNSでシェアして友人と楽しむことができます。
7.Vismuth
ジャンル:カメラ
対応機器:iOS 12.0 以降 / Android 7.0 以上
価格:無料
配信:App Store / Google Play
「Vismuth(ビスムス)」は3Dキャラクターを現実に重ね合わせて写真や動画を撮影することができるカメラアプリです。
好きなポーズを取らせたりエフェクトフィルターを使うことで、架空のはずのキャラクターを現実に溶け込ませたオリジナリティ溢れる作品を撮影できます。
デフォルトの3Dモデルに加えて、自作のキャラクターやVRoid Hubにアップロードされている様々なキャラクターたちとも撮影を行うことが可能です。
8.Ys2
ジャンル:動画
対応機器:iOS 13.0 以降
価格:無料
配信:App Store
「Ys2」はタイムマシンカメラアプリ「Yesterscape」を制作したQOOQ社が動画撮影アプリです。
撮影中に画面をタップするだけで人物を自動的に切り抜いてその場所にコピーすることができます。
「Yesterscape2」の技術をカジュアル向けに転用し、自己表現が活発になったSNSで「映える」映像を撮影できるようにしたのが「Ys2」です。
これまでは複数のアプリを使った込み入った編集が必要だった人物をコピペする映像が、「Ys2」をインストールしたスマホ1台さえあれば簡単に作成できるようになりました。
9.Googleの動物検索
ジャンル:カメラ
対応機器:iOS 12.0 以降 / Android(デバイスにより異なる)
価格:無料
配信:App Store / Google Play
ARに特化したアプリではなくGoogleアプリで利用できる機能の一つです。
AR機能を持ったスマートフォンでGoogleアプリを使って特定の動物を検索すると、自分の部屋などリアルな環境にARの動物が重ねるAR表示ができるようになります。
動物は実物大に表示されるので家にいながらにして動物園気分を味わえるほか、拡大したり縮小することもできるのでより詳しく動物の動きを見ることも可能です。
また、工夫次第でサメを職場に泳がせて見たり、ペットの猫とAR猫のツーショットといったユニークな写真撮影ができます。
10.Amazon ARビュー
ジャンル:ショッピング
対応機器:iOS 12.0 以降 / Android 7.0 以上
価格:無料
配信:App Store / Google Play
現実世界にデジタル情報を付け加えるARは通信販売と非常に相性が良いため、多くの通販サイトがARを導入しています。
世界最大規模の通販サイトAmazon.comも同社のショッピングアプリに家具や雑貨、家電など一部商品で利用できる「ARビュー」を導入し、便利に自宅でショッピング体験を楽しめるようになりました。
「ARビュー」ではスマホカメラを通じて商品が自分の部屋にあるかのように試し置きできるので、サイズ感やほかの家具とのバランスをチェックすることができます。
大きいサイズから小さいサイズまで試し置きできるので、通販でありがちな
実際に置いてみたらイメージと違っていた
サイズが大きくて部屋に入りきれなかった
といった購入後の後悔がなくなるのがメリットです。
また、「ARビュー」に対応した商品であれば既に購入した商品でも動かすことができるので、模様替えにも使うことができます。
まとめ
ゲームやカメラなど楽しいイメージのARですが、それ以外にも幅広い分野で暮らしを便利にする技術として活用されています。
これまで気に留めなかった日常の景色でもARを使いこなすことによって、全く違う見え方を発見することもできるかもしれません。
また、スマホをかざしさえすればさまざまな情報を受け取れるため、非接触型の生活様式が求められる現在の社会状況の中でARが果たす役割が大きくなると期待されているようです。
これからますます存在感が大きくなりそうなARですが、今回ご紹介したARアプリは無料で利用できるものばかりなので、まずは気軽に触れてみるのもいいかもしれません。
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