世界初のシアター型VR施設、DMM VR THEATERが横浜に登場しました。
最新のVRホログラフィック技術により、VRゴーグルなしで様々なVR映像を楽しむことができます。
居ないはずの役者が実在し、新感覚ステージショーを楽しめます!
今回はそんな大注目のDMM VR THEATERの詳細情報から体験レビューをご紹介!
更にDMM VR THEATERの支配人である原田様にインタビューできましたので、そちらもご紹介致します。
DMM VR THEATERとは?
DMM VR THEATER(DMM VR シアター)とは3DCGホログラフィック専用エンターテイメント常設劇場のことです。
3DCGホログラフィック技術によって生み出される、さまざまな舞台公演を楽しむことが出来ます。
誰もいないはずの舞台上に、本当に人がいるかのように表現することができます。
舞台上のモノが全て3DCGホログラフィックによるVR公演から、舞台上に実在しているモノに3DCGホログラフィックを組み合わせて行う公演など、さまざまな演出方法のVR公演を楽しむことができます。
DMM VR THEATERの最新公演内容
ARIAは、IAとその妹ONEが誕生し成長を育んだ惑星“ARIA”と、地球で活動する“今”の彼女達を繋ぐ物語を、 「生命」と「愛」「平和」をテーマに、人間とヴァーチャルの共生が織り成す「音楽とアートとテクノロジー」を クロスオーバーさせた、五感で体験する新しいスタイルのライブエンタテインメントショー。
公演名 | ARIA-IA MUSICAL & LIVE SHOW |
開催日 | 2019年1月26日(土)/ 27日(日) |
公演時間
26日 | 〈1部〉開場14:00 / 開演14:30
〈2部〉開場18:00 / 開演18:30 |
27日 | 〈1部〉開場11:30 / 開演12:00
〈2部〉開場14:30 / 開演15:00 |
どのような公演が開催されているのか、または開催予定なのかはDMM VR THEATER公式サイトからチェック出来ます。
過去の公演アーカイブ
DMM VR THEATERの過去の人気公演を5つご紹介します。
1.HIDEのホログラフィックライブ
伝説のライブが再び!
ホログラフィックによりステージに現れた今は亡きX JAPANのHIDE。
まるで本人がいるかのようなステージは必見です!
実際にDMM VR THEATERでライブを見たのYOSHIKIのインタビューも必見です!
2.ONE PIECE
大人気アニメONE PIECEがホログラフィックで登場しました。
完全オリジナル作品で人気を集めた公演となりました。
3.人気アニメ「プリキュア」
メガネがいらないホログラフィックで大人気アニメ『プリキュア』が公演されました。
4.アイカツ
アイカツスターズ!の新しいステージ『アイカツスターズ!イリュージョンShow Time』が開催されました。
5.稲川淳二のホラーVR
稲川淳二の怖すぎる怪談話と豪華声優陣、最高のサウンドで臨場感抜群の公演となりました。
その他公演アーカイブ→
DMM VR THEATERを見るには?
DMM VR シアターで開催される公演を見たい場合は、通常の映画やライブなどと同じようにチケットを購入する必要があります。
チケットはDMM VR シアター公式サイトから事前購入することが出来ます。
当日会場でチケット購入することも出来ますが、予約優先となっており、事前予約の段階でチケットが完売していた場合は購入は出来ません。
なので、確実に見に行きたい人は事前予約でのチケット購入をオススメします。
また、当日は会場でチケットとは別にワンドリンク代として500円が必要となります。
飲食物の持ち込みは不可で、会場内の売店で販売されているもののみが許可されています。
チケットの購入方法
DMM VR シアターの公演チケットはDMM VR シアター公式サイトから購入することができます。
公式サイトの【公演情報】から
【チケット購入】をクリックで購入画面に進むことができます。
公演によっては公演作品の公式サイトに移動しますが公式サイトからもチケット購入の項目があるので問題はありません。
DMM VR シアターで使えるチケット購入サービス
公演によって利用できるチケット購入サービスは変化しますが、
- ローソン(ロッピー)
- チケットぴあ
- e+
などが主に利用できます。
DMM VR シアターの注意事項
・指定席エリアではスタンディングでのご鑑賞も頂けますが、お席を離れてのご鑑賞はできません。
また自由エリアが設定されている場合でも、通路を塞いでのご鑑賞はおやめください。
なお、周りのお客様のご迷惑となる行為とスタッフが判断した場合は退場をお願いする場合があります。・ご購入チケットの転売行為(オークションでの出品を含む)および営利目的での譲渡行為を禁止しています。
転売チケットであることを確認した場合は、入場をお断りもしくは退場をお願いする場合があります。・主催者の許可無く、チケットを販促、営業などに使用することはできません。
・車イスをご利用の方は事前に劇場までご連絡ください。
・公演中止の場合を除いて、他の日時や他の種類のチケットまたは金銭とお取替えする事はできません。
・劇場内で係員の指示に従っていただけ無い場合はご退場願うことがあります。
・劇場内で係員の指示及び注意事項に従わず生じた事故については、主催者は一切責任を負いません。
・ステージに物を投げる行為は絶対にしないでください。
・当施設の設備を、破損又は汚損したことにより、上映中止となった場合は、これによる損害の賠償を請求することがあります。
・当公演はライブ会場のような音量と強い光が生じますので、妊娠中の方や、体調不良の方、光刺激に敏感な方等のご利用はご遠慮ください。
・公演の録音、録画、撮影はすべて禁止です。これらの行為を発見した場合は、各データを消去の上、退場をお願いする場合があります。
・劇場では公演・作品内容、物販販売に関する詳細なお問い合わせはお答えいたしかねます。詳細なお問い合わせは各主催者様へお問い合わせください。チケットについてのお問い合わせは発券元、購入元にお問い合わせをお願いします。
引用元;DMM VR THEATER公式ページ
注意事項を守って楽しくDMM VR THEATERを楽しみましょう。
DMM VR THEATERの仕組みと技術
DMM VR シアターがどのようにしてシアター型VR施設を実現したのか、きになる仕組みとその技術について紹介します。
最新技術が詰まったステージ舞台
DMM VR シアターはステージ舞台そのものが3DCGホログラフィック装置となっています。
制作された3DCG映像に物理的な奥行きを加えたことにより、舞台上に存在しないはずの役者が、あたかも本当に存在するかのような錯覚を作り出す「手品的な」演出を行っています。
この技術はかなり古くから存在する演出技術で、それを最新技術で再現したものが「DMM VR THEATER」です。
透過ボード、ハーフミラー、LED スクリーンを用いてのシースルー投影テクノロジーで、立体的で奥行きのあるホログラフィックを再現可能としています。
映像だけじゃない、音響もスゴイ
DMM VR シアターは、3DCGホログラフィック投影の映像技術だけでなく、音響設備もしっかりとしています。
9.1chサラウンドの音響設備が設置されており、その音響による迫力は通常の映画館や劇場を超えています。
音響だけでも十分圧倒されます。
DMM VR THEATER体験レビュー!
実際にDMM VR シアターへ行ってたのでその体験レビューを紹介します。
横浜駅からDMM VR シアターに行く!
DMM VR シアターには横浜駅西口から徒歩5分程で行けました。
横浜駅西口に周辺地図がありましたので、駅からの道のり特に迷うこともなかったです。
またYoutubeでふなっしーがDMM VR シアターまでの道のりを簡単に紹介してくれているので、こちらを事前に確認しておくのもいいでしょう。
DMM VR THEATERに到着!
迷うこともなく、DMM VR シアターに到着。
DMM VR シアターの横に「ポムポムプリンカフェ横浜店」がありました。
「ポムポムプリンカフェ横浜店」の方が通りに面していて目立っていたので、これを目印にするとわかりやすいかもしれません。
公演はふなっしーじー舞台「レジェンドオブふなっしー」が行われていたので、入り口などはふなっしー関連の装飾がされていました。
DMM VR THEATERに入場
DMM VR シアターの入口でチケットの確認とチケットとワンドリンク代500円を支払います。
劇場内では映画館と同じような飲食物の売店や公演中のグッズが販売されていました。
コインロッカーも完備されていたので、遠方から来場された方など、荷物が多い人でも安心して楽しめます。
壁には声優を務めた、ふなっしーと小島瑠璃子さんのサイン入りポスターが展示されていました。
ステージ舞台は見た目だけでは、普通の映画館やステージ舞台などと特に変わったようなところはありませんでした。
ふなっしーじー舞台「レジェンドオブふなっしー」を鑑賞!
DMM VR シアターで公演中だったふなっしーじー舞台「レジェンドオブふなっしー」を鑑賞しました。
公式サイトなどで事前にデモ動画などを見た際は3D映画のようなものかと思っていましたが、その予想は大きくハズレました。
ふなっしーじー舞台「レジェンドオブふなっしー」感想
実際にDMM VR シアターの公演、ふなっしーじー舞台「レジェンドオブふなっしー」をみてどうだったのか、その感想を紹介します。
音響の良さに驚く
まず始まってすぐ驚いたのは、音響の迫力です。
9.1chサラウンドは伊達ではありませんでした。
身体全体に音がビシビシ響き渡ります。
今までさまざまな映画や舞台、ライブなどを見てきましたが、ココまで迫力ある音響は初めてでした。
行き過ぎた音響は不快に感じてしまうこともありますが、ちゃんと考えられているようで、大迫力でも不快さは一切渡しは感じませんでした。
ホログラフィックによる立体感と奥行きがスゴイ
公演が始まり、キャラクター達が壇上に登場します。
本当に舞台上に出現しているように見えました。
フルCGアニメーションでしたが、一見すると着ぐるみ劇を見ているような、そんな感覚になります。
フルCGによるものだと、分かるのですが、それが何も無いはずの舞台上に出現し、演技をしているようにしか見えないです。
キャラクターだけでなく、舞台演出もホログラフィックによって描かれており、梨汁や光線、土煙なども立体的で映像ではなく、本当に発生しているかのように感じました。
音響、映像技術ともに素晴らしく、舞台に強く没入してしまいます。
DMM VR THEATER支配人にインタビュー!
公演終了後、貴重なお時間を頂き、支配人の原田様にお話を伺うことができました。
注目されているVR体験とはまた違った切り口のVR体験ですね
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
そうですね。
VRヘッドマウントディスプレイとはまた別に、ライブや音楽関連に力を入れていて、ソーシャルネットワーク全盛である現代は体感型のエンターテイメントを求める傾向にあるのではないかと感じ、ライブを1人ではなく、皆で同じ空間と体験を共有できる場という形で出来たのが、このホログラフィックを活用したVRシアターです。
VRヘッドセットと違いライブが終わっても、通常のライブと同じように友人などと語り合ったりと余韻に浸ることができるのがこのVRシアターの良さだと思っています。
このVRシアターの良さっていうのは、言葉や映像だけではとても伝わりにくいので是非とも一度劇場に脚を運んで体験してほしいです。
過去にゲーム大会や朗読会が開催されていますが、これはどうのような演出を行ったのですか?
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
ストリートファイターの大会は専用に作成されたデモ動画を流しましたがホログラフィックをフルに活用した演出は出来ませんでした。
バックスクリーンに対戦映像を流し、舞台上にプレイヤーを配置したような形になっています。
対戦映像をリアルタイムでホログラフィック投影してみたいですが、ラグなど技術的な部分などで課題があり、今回は短期的なイベントというのもあり、断念しました。
しかし、いつかは実現できればと考えています。
朗読会では朗読されているシーンに沿ってホログラフィックによって演出を行い、どのような情景なのかを表現しました。
今後はふなっしーのようなCGによる舞台などの公演がメインになりますか?
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
フルCGによる公演が多くいとは思いますが、やはり「ライブ」ような公演がメインになってくると思います。
長期公演などの長期的なイベントを舞台公演などを重点的に行っていくと思います。
もし「VRシアターで企画やりたい」という企業といれば対応してもらえるのでしょうか?
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
状況次第ですが、VRシアターで公演されたい企業さまなどいらっしゃれば相談させて頂きます。
現在は年末まで予定が埋まってしまっているのですが、来年以降であればお話をいただければ相談させていただきます。
当日券も販売されていますが、予約でなくなったりする事は多いですか?
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
舞台公演や日によって変わりますので一概には言えませんね。
ただ、予約で席が埋まってしまうことも確かにありますね。
公演前ですがふなっしーの次に開催される「ときめきレストラン☆☆☆」のチケットも既に結構埋まってきています。
では公演を見たい人はやはり予約して来た方が良いということですね
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
そうですね。
予約して頂いた方が確実ですね。
今後この「VRシアター」の技術を他の施設や分野に転用していくことなどはありますか?
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
特に今のところは他に転用したりとかは考えていないですね。
「VRシアター」手法は昔からある技術で、その昔ながらのものを最新の技術で大きく作ったらものがこの「VRシアター」です。
なので、今は「VRシアター」の良さを1人でも多くの方に知ってもらえるようにしていますね。
現在はこの横浜の1劇場だけですが、今後劇場が増える予定はありますか?
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
劇場は今後も増やしていく方向性で考えています。
やはり、地方など遠方に在住の方々だと、ここに来るだけでかなりのお金がかかってしまうと思いますので、少しでも多くの方に「VRシアター」を楽しんでもらえるように劇場を増やしていこうと考えています。
少なくとも、東京、大阪、福岡の3都市には作りたいと考えています。
また国内だけでなく、海外への進出も考えており、全世界で「VRシアター」を広めていこうと進めています。
世界に広めるためにもまずは、多くの人達に興味を持ってもらうということですね。
【DMM VR THEATER支配人:原田様】
そうですね。
この、ホログラフィックによるVR(バーチャルリアリティ)はどんなに撮影した動画を見てもらったり、言葉で説明してもその良さや凄さは100%は伝わらないですね。
なのでまずは実際に足を運んで頂き、「VRシアター」を体感してほしいですね。
想像以上の体験が出来ると思います。
実際に、1度体験されたお客様がリピーターとしてご友人を誘っていらっしゃるということも多いです。
好き嫌いなどもあると思いますが、まずは体験して、判断して頂きたいですね。
そのためにも、1人でも多くのお客様が「VRシアター」に興味を持って、脚を運んでいただけるように頑張っていいこうと考えています。
ありがとうございました。
まとめ
行く前まではただの3D映画のすごいやつ程度にしか考えてませんでしたが、実際に見てみると考えがガラリと変わります。
この凄さは他のVRと同様で、体験してみないと分かりません。
どれほど、凄いのか私も知り合いを全員連れて行きたいくらいです。
見に行こうか迷っている人がいれば、是非見に行って下さい。
とてもすごくて、とても楽しめます。
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参照サイト:DMM VR THEATER公式サイト
ライター:【VR店長】
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