PSVRは奥行きのある高品質な映像表現によって、「 そこにいる」ようなVR体験を楽しめるようになっています。
その映像表現に「音」を加えることによって、よりリアリティの高い体験が出来るようになります。
今回は、より臨場感の高いVR体験が楽しめる、PSVRにおすすめのヘッドホンや、PSVRに最適なヘドフォンの選び方を紹介します。
▼画像タップでショートカット▼
リアルなVR体験には音も重要!
VRの醍醐味といえば360度見渡せる臨場感あふれるグラフィック体験です。
そんなVR体験をを引き立たせてくれるのがサウンドです。
「画質さえ良ければ音はどうでも良くない?」
「そこまで音のクオリティにこだわる必要あるの?」
と思わがちですが、VR体験において音のクオリティも重要な要素となっています。
目で見る情報と耳で聴く情報でズレを感じしまうと人間の脳は敏感に違和感を覚えるため、現実に引き戻されてしまいVRによるリアリティは現象してしまいます。
美麗な映像にも負けない高品質なサウンドを組み合わさることによって、没入感の高いVR体験が実現します。
そしてその高い没入感を実現するためには、耳全体を覆い「距離感と空間性の表現」をハイレベルで表現できるヘッドホンがピッタリです。
PSVRに最適なヘッドホンとは?
PSVR用のヘッドホンを選ぶときには
- 開放型か密閉型か
- 装着感
- サラウンドサウンドの有無
- ワイヤレスか有線か
という4点がポイントとなります。
1.開放型か密閉型か
最初に注目しておきたいポイントはヘッドホンの形状の種類です。
ヘッドホンは
- 開放型
- 密閉型
という2種類に分かれており、両方の特徴を理解した上で選ぶ必要があります。
1.開放型ヘッドホンとは?
開放型ヘッドホンはハウジング部分がメッシュなどで作られているもので、自然な聞こえかたになるため音楽鑑賞などで利用されています。
音の抜け感が良いため音の広がりを感じることができ、高音もしっかりと聞くことができるのが特徴です。
音がこもって聞こえない分、音漏れがしやすいというデメリットがあるので気を付ける必要があります。
2.密閉型ヘッドホンとは?
密閉型ヘッドホンは、開放型とは異なりハウジング部分がプラスチックなどで完全に覆われているのが特徴です。
密閉されていることから音がこもって聞こえやすくなりますが、遮音性が高く音漏れがしにくいというメリットがあります。
ゲームプレイと相性が良く、特にFPSなどでは呼吸音や足音などが聞こえやすくなるため愛用する人が多いようです。
2.装着感
ヘッドホンによっては耳と接するイヤーパッドが硬すぎたり、ヘッドバンドがキツすぎるなどして、耳や頭に痛みを感じる場合があります。
では緩ければ良いかというと、あまり緩すぎるとVRプレイ中に頭を動かしたときにヘッドホンがずれてしまいせっかくの臨場感が台無しです。
ヘッドホンを選ぶときには装着したときに頭と耳にしっかりフィットするものを選びましょう。
PSVRとの物理的な相性にも注意
もう一つ、ヘッドホンを装着するときには、PSVRのヘッドセットの形も考えなければなりません。
ヘッドセットは頭に装着して利用するものなので、装着するときにはヘッドバンドですっぽり頭を包むような形になり、耳の上側にもヘッドバンドがかかってきます。
そのため、ヘッドホンのヘッドバンドやイヤーパッドの大きさによっては、PSVRのヘッドバンドに引っかかったりして邪魔になるので注意が必要です。
ヘッドホンがうまく装着できないとすき間ができたりVR体験中も気になってしまうなど、VR体験にうまく入り込めなくなってしまいます。
3.サラウンドサウンドの有無
ヘッドホンの中には音の位置を360度サラウンドで再現して、サウンドサラウンド機能が搭載されたものがあります。
臨場感のある立体的なサウンドを楽しめるため
「サウンドサラウンドがないとダメ!」
と音にこだわる人を中心に愛用されています。
しかし、PSVRに関していえばサウンドサラウンド機能がないヘッドホンの方がおすすめです。
PSVRはサラウンド無しが良い
PSVRには空間座標と音の位置を考慮し音を360度出力することができる「3Dオーディオプロセッシング」という機能が最初から搭載されています。
ステレオタイプのヘッドホンであれば特別な機能がなくてもサウンドサラウンドを体験することができるのが特徴です。
そのため、サウンドサラウンド機能搭載のヘッドホンをPSVRで使ってしまうと、両方の立体音響処理が干渉してしまい、逆に本来の音を邪魔してしまいます。
そこで、PSVR用のヘッドホンを選ぶ際にはサウンドサラウンド機能がないヘッドホンを選ぶか、ON/OFFを切り替えられるものを選ぶようにしましょう。
4.ワイヤレスか有線か
ヘッドホンは接続方式によって
- ワイヤレス型
- 有線型
の2つに分けることができます。
音質を考えるとワイヤレスよりも有線の方がノイズがなくクリアに聞こえるのがメリットです。
その一方で、ワイヤレス型は、VRプレイ中に邪魔になりがちなケーブルがなくなるので快適なVR体験が楽しめ得るという利点もあります。
ワイヤレス型の場合、PSVRではワイヤレスアダプターが必要
ワイヤレスヘッドホンはVRと相性が良いのですが、残念なことにPS4とPSVRはワイヤレスヘッドホンに対応していません。
ワイヤレスヘッドホンを購入しても、そのままPSVRで活用することはできません。
PSVRでワイヤレスヘッドホンを利用したい場合は、ワイヤレスアダプターが別途必要となります。
PSVRでおすすめのヘッドホン5選!
数あるヘッドホンの中から、PSVRにおすすめのヘッドホンを5つ厳選しました。
1.bionik マンティス
ゲーミングブランド「bionik」がPSVR対応の一体型ヘッドホンとしてリリースしたのが「マンティス」です。
PSVRのヘッドバンドにクリップで簡単に設置できるため、激しい動きのゲームをプレイしていても外れにくくなっています。
また、PSVR専用として作られているためヘッドセットと組み合わせても、違和感なくよりカッコよくなるデザインの高さも魅力です。
↓商品ページはこちら↓
2.MDR-XB450
アンプが内蔵された密閉型のヘッドホンで、ヘッドバンドは折り畳み式のため携帯しやすいほか、スライダーも余裕が持たせてあるのでPSVRと一緒に使っても快適です。
もともと音楽鑑賞向けに作られていて重低音を力強く再現できるため、臨場感たっぷりのサウンドを体験することができます。
また、ケーブルはフラットタイプのため絡みにくくなっているのも特徴です。
↓商品ページはこちら↓
3.MDR-1AM2
土のジャンルのサウンドでもクリアに聞こえるハイレゾ対応で、重く響く低音から伸びあがるような高音まで再現可能です。
軽量・コンパクトなことに加えて、イヤーパッドは吸放湿性・伸縮性の高い素材を使っているのでゲーム中に汗が気になることもありません。
2019年のオーディオアワードで金賞を獲得するなど、各方面から高い評価を得ているヘッドホンです。
↓商品ページはこちら↓
4.MDR-10RC/R
ハイレゾ対応の高音質ヘッドホンで、特に低音が良く響くことでよく知られています。
耳を覆うタイプではなく耳乗せ型なので好みがわかれますが、装着感が良く長時間装着しても疲れにくいのが特徴です。
また、遮音性が高く重量も軽いため、ゲームでの利用に適しています。
↓商品ページはこちら↓
5.CUHJ-15005
ソニーがPSVRのために開発したワイヤレスイヤホンで、コードを気にせずに大迫力のサウンドを楽しむことができます。
無料配信中のPS4用アプリ「ヘッドセットコンパニオンアプリ」に対応しサウンドを自分好みにカスタムできるほか、有線接続することもできて多用途に使うことも可能です。
ワイヤレスヘッドホンの時にネックとなるアダプターも付属しているのですぐに利用することができます。
↓商品ページはこちら↓
まとめ
PSVRをより楽しむためには音がとても重要な要素です。
PSVRに最適な高音質ヘッドホンは
- ・開放型か密閉型か
- ・装着感
- ・サラウンドサウンドの有無
- ・ワイヤレスか有線か
という4つのポイントに注目して選ぶことができます。
今回はおすすめのヘッドホンを5種類ご紹介しましたが、この5つ以外にもクオリティの高い音を実現できるヘッドホンは多くあります。
臨場感の高いVRのために音にこだわって、自分に合ったヘッドホンを見つけてVRをよりいっそう楽しみましょう。